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plenty 再始動 (re:birth)

2026.03.03


plentyの再始動 (re:birth) が決定しました。

vocal, guitar 江沼郁弥、bass 新田紀彰に加え、新たにdrums 古市健太を迎えた3人体制となります。



[江沼郁弥 コメント]

plentyを再始動させようと思います。
うんと考えました。

なんだかものすごいことのようにも思えるし、なんてことのないようなことにも思える。
でもとにかく飛びこんでみる。

なにか言い訳を用意しなくちゃいけないなと思ったけど、五十音じゃ足りなそうだなと思ったり、そもそも後ろめたいことがないなと思ったり。


まず、再始動するにあたって新田に電話した。
そもそも“plenty”という母体を作ったのも彼だし、plentyの活動期間は江沼と新田の2人体制の期間が一番長いし、最初から最後まで僕の隣にいたのは彼だけだった。
ほぼ妻だ。

まあ要するに彼がいないとplentyというのは成り立たないわけだ。

「もしもし、ひさしぶり。あのさ、plentyがデビュー15周年らしくてベスト盤を出さないかって話がレーベルの人から来たけど…」

「そうなんだ。ふみやはどうしたい?」

新田はいつもそうだ。
まず僕におうかがいをたてる。
僕の質問に対して質問でかえす。
いつだってあとだしじゃんけんだ。
勝ち確だ。
新田のそういうところにいつも僕はひとり壁打ちテニスをしてるような気分になって妙な孤独感におそわれるのだ。
でも、このときはなんだかこの壁打ちが懐かしく感じてうれしかった。

「ベスト盤はいいんじゃないかなと思うよ。お祭りだしね。ありがたいよ」

「じゃあ、いいんじゃないかな」

この“じゃあ”が僕は気質的に気になって仕方がない。
コチラは別に意見があるけど、お前がそこまで言うならいいよ。の、"じゃあ"でしょう?
コチラは手の内をあかしません。の、“じゃあ”でしょう?
まったく。僕はぐっとこらえた。
この我慢、解散から8年の賜物だ。

「あー、それでさplentyを再始動しようかって話も出てきてて…」

「ふみやはどうしたい?」

これだ。

「うん。やりたいなとは思う」

「じゃあいいよ」

「いや、でもさあ…よく考えてみてよ…ドラムはどうするよ…。あとその“じゃあ”が気になる」

「“じゃあ”…?
ドラムは今ふみやのソロで叩いてる健太くんがいいじゃん!」

「いや、新田会ったこともないじゃん」

「…今度福岡でソロのライブあるじゃん!それ行くよ」

… “じゃあ”へのアンサーもください。


—— 僕は後日健太におそるおそる報告と相談をした。

—— それでさ、plenty再始動しようかって話でドラムを」

「やります」

速かった。
肌感ではのぞみより速かった。
彼も彼でかわった人だ。
古市健太。
僕と10以上歳がはなれているのに全くそれを感じさせない。
物おじしないし、あたまの回転がはやい。なんでも即決。僕のソロ活動のほぼマネージャー的なことも今はしてくれている。
というかまずドラムがうまい。
この歳でこの仕上がり。心配になるくらいだ。
ボーカリストはドラマー選びに慎重だ。
ドラムがダメだと歌はダメになるという話を聞いたことがある。
そのとおりだと思う。
そのてん健太は僕にはピタリとハマる。
もうすでに一緒にやっているというのもあるが、歌いやすい。すばらしい。心強いのだ。


と、まあこんな感じで結局僕だけが慎重になっていた。

僕らしいといえば僕らしく
plentyらしいといえばplentyらしい

とにかく飛びこんでみる。
カムバックする。


2026.3.3 plenty Vo.Gt 江沼郁弥

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